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3人のクリエイティブディレクターからなるソリューションカンパニー tenpoが、ブレストblogを公開。現場での実は大事な話を中心に展開。未来のためのお話です。

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2006年01月06日

news
Sony Reader? (by 吉岡 直樹)

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同社の電子書籍リーダーSony Readerは今春、Sony Connect Store経由でダウンロードできる数千作の電子書籍と併せて提供開始される。
 Sony Readerは内蔵メモリに100冊の電子書籍を保存でき、メモリースティックを使えばもっと多くの書籍を保存可能だ。ユーザーはフォントサイズを4段階で調整でき、本文をスクロールして読み進めたり戻ったりできる。ソニーはこのデバイスの価格を公表しなかった。
 ストリンガー氏の講演では「ダ・ヴィンチ・コード」の著者であるダン・ブラウン氏がステージに登場し、電子書籍は旅行者が旅先でより多くの本を読めるようにする手段として人気を博すか、あるいは生徒が多数の教科書を1台の小型デバイスに格納し、重い鞄を持たなくても済むようにできるため学校で人気が出るだろうと語った。
 最終的に、「電子書籍の出版コストが下がれば、(出版)会社は比較的知名度が低い作家の本を出すリスクを負えるようになるだろう」とブラウン氏。「その影響で、もっと多くの本が出版され、読者の選択肢が増える」
 ソニーはSony Readerの販売と、Connect Storeを介した書籍の仲介で収益を上げる可能性が高い。
@ITmedia

まじで!? そりゃ楽しみ!今度こそ本腰入れてくれることを切に願う。バカンスのたびに本だけのアタッシュケースが荷物に加わるのから解放される!



2005年12月09日

topics
【集中特講】WEB2.0:TimO'Reilly精読 3 (by 吉岡 直樹)

これまで、この言葉の時代性について述べてきたが、イントロの最後にその重要性が強調される。

 それからわずか1年半の間に、「Web 2.0」という言葉はすっかり根を下ろし た。この言葉をGoogleで検索すると、950万件以上のヒットがある。しかし、 Web 2.0が意味するものについては、いまだに深刻な意見の相違が見られる。 これを口先だけの無意味なマーケティング用語だと批判する者もいれば、新た な社会通念と見なす者もいる。
この論文の目的は、Web 2.0という言葉でわれわれが何を意味しているのか を明確にすることである。
最初のブレインストーミングでは、具体例を挙げることで、Web 2.0のイメ ージを固めていった。

これに続いて具体的に、1.0的、2.0的とオライリーがイメージする企業を上げて対比しながら、その概念をとらえようと試みていく。日本ではサービスを行っていない企業もあってイメージしづらいので少々くわしく見ていこう。ただし特徴を明確にするためのものなので正確さ以上に観念的な企業イメージを優先させていく。テキスト上でのオライリー自身も同じはずだ。

●DoubleClick vs GoogleAdSense

まずは広告業の巨人から。DoubleClickは雑誌広告と同じようにスペースの売買を行う。「ここに載せるのがいくら」の世界。いわば不動産的看板業。人気の有る土地は高い。リアルの世界と同じというわけだ。しかもネットには遠地というものが存在しないので全てはトップにのみ集まる。いかに集まる場所となるか、つまり「トップが明確になる前にいかに勝ち抜けて頂上を獲るか」(2位以下は最下位まですべて同位)、これはネット広告の黎明期に蔓延した恐怖感だった。

GoogleAdSenseは、どこにでも現れる広告だ。検索結果というリソースをもとにその人に適切と思われるものを出す、ということは、どこもが適地であり、頂上はない。広告はサーブされるものであって、ユーザは号令で集められるものでない。つまりGoogleAdSenseはDoubleClickの示すネット像に対して、世界はそのような構造でないと言って不要にヒステリックな恐怖感を払拭した、というわけだ。

オライリーは広告モデルが新しいといってるのではなく、こうした通底する世界観が異なるものとしてこの2つを対比しているのだろう。

ところでこんなペースで終わんのか?



2005年12月07日

topics
【集中特講】WEB2.0:TimO'Reilly精読 2 (by 吉岡 直樹)

さらに読み進んでゆくと彼自身の背景を舞台に具体的な本テキストの展開について説明される。

 「Web 2.0」という概念は、O'ReillyとMediaLive Internationalによるブレ インストーミングから生まれた。ウェブのパイオニアであり、現在はO' Reillyでバイスプレジデントを務めるDale Doughertyは、ウェブは「崩壊」し たどころか、かつてないほど重要な存在となっており、刺激的なアプリケーシ ョンやサイトは、驚くほど着実に生まれていると指摘した。また、バブル崩壊 を生き延びた企業には、いくつかの共通点があるように思われた。ドットコム の崩壊によって、ウェブは確かにある種の転換点を迎えたのではないか。だと すれば、「Web 2.0」について議論することには意味があるのではないか。こ の考えをもとに、われわれはWeb 2.0カンファレンスの開催を決意した。

前回の読解では少し先走ったが、ここで「崩壊したインターネットサービス」というのは、用法を誤ったものであり技術思想(?)が淘汰されたものではないとはっきり述べられる。崩壊したのは、技術ではなくアイデアなのだ。繰り返しになるがそれ故今後も誤ったアイデアを元にしたサービスが生まれ死んでゆくことは起こりうるのだ。なんだかまた先取って結論めいた展開になりつつあるがWEB2.0とは現在のこうした局面での正解を指し示す一つの指針なのだ

さてここで、その正解は少なくともいくつかのトレンド企業(成功企業とはいえない)に共通して見ることができるという。ただそれを体現しているわけではなく、いくつかの企業を比べたとき共通点として見ることができるという。このことはこれからオライリーの言おうとしているWEB2.0が、仕様でも観念でもなく概念であることを示している。

逆にこういうことを発言することが、その表現ツールとなるFormat2.0のアイデアを誰か出してよ、とも意味のとれてしまうのがオライリーのニクイ立場なのだが、そうなのか、それともインターネット(とそのユーザー?)というインフラが初めから内在的にもっている資質で、その今なりの現れを掴もう(ネットとユーザーの関係というのは、そうしか出来ないものなのだ)と言っているのか、どちらかはここで明らかにはならない。

ここをあえて注釈するとするとオライリーは、ユーザーはネットの可能性をまだまだ理解しておらず、現状の「出来ることのイメージ」は今時点のユーザーの「アイデアの限界からの妥協案」でしかないといっている。つまりネットとはこういう物だ、的発言は全て否定される。ギークには当たり前だが、このネットへの謙譲的なスタンスは、テクノフリーク達の世界観を形作るピースであり、一般人とのそれとは違うというのは当たり前だがあえて言っておく必要がある。両者の間では言葉の意味が違うからだ。



2005年12月05日

topics
【集中特講】WEB2.0:TimO'Reilly精読 (by 吉岡 直樹)

今ちまたで話題のWEB2.0。私自身もつい先日、吉岡2.0にVerUPしたところですが、ここで整理の意味もかねて、このWEB2.0に暫く特集してみます。マーブルでは絶対連載が続かないとはもはや定説ですが、今回はガンバリマス。

今回の特集にあたってコンパクトにまとめてみようと、いろいろWEB上のテキストに当たってみたのですが、そういう行為自体が1.0というか失敗しました。うまくいかないときは原典にあたれ。これ鉄則です。そこで中心となるTimO'Reilly自身のテキストを精読するスタイルにしましょう。シンプルに正面突破です。

テキストは、サンフランシスコのArgent Hotelで開催されたカンファレンス「Web 2.0 Conference 2005」に先だってTim O'Reilly氏から発表された「What is Web 2.0」。もはやバイブル的存在。翻訳はCNET Japanで公開されてる。本稿の引用はこの翻訳版に基づく。


まずテキストはドットコムバブルに言及する。報告っぽい体裁だが実際の内容は「なぜ起こったのか」について。この視点が以後の論説の前提となっている。

2001年のドットコムバブルの崩壊は、ウェブにとって、ひとつの転換点とな った。「ウェブは誇大に宣伝されていた」と多くの人が結論を下したが、バブ ルとその後の淘汰はあらゆる技術革命に共通する特徴であるように思われる。 一般に、淘汰は新興技術がそれまでの主役に取って代わる段階に到達したこと を示している。見かけ倒しの企業は駆逐され、本物の実力を備えた企業が大き な成功を収める。そして、両者の違いが理解されるようになる。

ここでは新しい技術が古いものを淘汰したかのような記述だが、むしろここでの含意は「成熟度が牽引して、利用者の理解が向上し”利用法が誤ったもの”、”実は効用が重複したサービス”が淘汰されたのだと」注釈したほうがいいだろう。後に続きやすい。

つまり前を受けて、淘汰されたものは単に旧態依然とした産業界の資本投入がセンスを外していたためでなく、明らかに誤ったサービスを計画したものであったということだ。現在のトレンドはこの、誤りと正解が対比されているという。

つまり2.0へのトレンドの移行はごく当然のことであって、無理があったのでバブルは崩壊したということになっている。これは2.0がまだ概念でしかないにもかかわらず存在する熱烈な支持者の正当性を証明する歴史的(精神的?)支柱となっている。

僕が恣意的に読解を技術トレンドの変化から、誤りが正される過程へと読み替えているのは、このテキストの裏読みとして(少なくともその意義として)通底する、こうした用法の誤りは今後も大いに起こりうるという警鐘を引っ張り出すためだ。次回へ続きます。



2005年11月09日

topics
永沼 敦子 「ハエプラネット」展 (by 吉岡 直樹)

それが当たり前のことになりすぎて、なぜ?と聞こうにも”とりつく島のない”人がいる。永沼さんはまさにそういう人だ。彼女は電車の中の写真を撮っている。今回の個展にもそれ以外の写真はない。

なぜ電車の中なのかとか、写真を撮るようになったキッカケはとか、何を撮りたいのかとか。当たり障り無いけどもっともな質問もやっぱり空振りだ。でも彼女に会ってみて、そうした態度が、当たり障りのない答えを小狡く用意してあるよりも、ずっと作品にも鑑賞者にも誠意ある態度だと思った。すくなくとも彼女の場合は。

電車にのるとどきどきするそうだ。大好きなんだそうだ。「さよなら日本!さよなら地球の皆さん!」彼女が書いている。これだけで十分説明してるように思う。あんまり説明しすぎるのは野暮だと思う。

僕自身が面白いと思ったのは、すごく接写でとってるのに、電車に乗ってるという緊張感が、写ってる肌にでてると思ったことだ。どこかへ向かっているというワクワク感。そしてスゴイスピードで走ってるその小さな空間を一緒にしているという意識。寝っている人までその一瞬の舞台上で役があるのだと知らされた気がする。人間てそのことが肌理にでるのだ。それを見つけたのだ。好奇心いっぱいに探してるのだ。めずらしそうに手をすりあわせて堪能してるのだ。ハエなのだ。

以前電車の中でのケータイがなぜ腹立つかという考察を読んだ。いくつか説があるけど車内にはその瞬間に意識しないまでも同じ密封空間にいるという共同体意識があり、ケータイで外部と連絡をとってる者に対して、無意識にその協調性を乱された反感をかうという。僕は人間の無自覚な感覚の鋭さと、それが思考以前に気分に影響するというのは、あり得る考えだと思う。

たぶん永沼さんの作品の正しい鑑賞法は、定義でなく連想することなのだと思う。こういう作品なのだと定義し理解しようとするのでなく、そういうものからもっと自由に、あれやこれやと浮かんでくる思考に任せて作品を観てることも忘れてしまうくらい。作品作ってる作家さんには怒られてしまうかもしれないけど。でもそんなこと可能にする作品作れっていわれて意図してはできないだろう。希なるが故に尊いものもある。

言葉はみんなが使うものだ。だからそれで説明すると言うことは、誰でもわかるように説明すると言うことで、それが誰にでも理解できるものであることを前提にしている。それは選ぶかどうかはともかくとして誰の中にでもその部分があることを示している。つまり言葉で説明したとたんに、個性は死ぬのだ。そうじゃないものもある、と考えた方が希望がないだろうか。ならそれを示すことは価値あることでないだろうか。人の感性にはあざとく故意に作り出されたものではない新しいものがある。未知が残されている。未踏の世界がある。世界が知り尽くされたなどと誰が言ったのだ。



2005年10月15日

media
One Laptop per Child (OLPC) (by 葛城 真)

“全ての子供にノートPCを与えよう”

少し前のニュースです。
MIT Media Labのネグロポンテは、ダボス会議でOne Laptop Per Child(OLPC)という非営利組織を結成を発表、途上国の子供たちにノートPCを配るプロジェクトがスタートしました。

完成してないけど、『$100ノートPC』を計画中であることが先ほどリリースされてます。
これは非売品で発展途上国の子供に配られためにデザインされたもの。
イメージを見たらわかりますが、なかなかの優れものなんだよね。見てみ。
右側についてる、つまみを回すと充電されます。

子供のうちにメディアリテラシー上げとかないと、経済格差は埋まんないよね。

$100で実現する細かなマシンスペックはこちらを参照:MYCOM PC WEBレポート



2005年10月14日

topics
世界一小さなアートの世界 (by 吉岡 直樹)

10_930siliconzoo10_450x266_resize1.jpg ミクロの世界です。

マイクロプロセッサ版「ウォーリーをさがせ!」 from CNET News.com

微小なマイクロチップの中に、設計技師によってよってかかれたイタズラ書き。すばらしい。上の写真は、荷結合素子(CCD)の回路上を電車の絵が走っているもの。リンク先記事には10枚ほど作品が紹介されてます。是非ご覧あれ。



2005年10月05日

topics
【怪奇現象!】本当に怖い話 (by 吉岡 直樹)

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ステッチとプレーントゥです。

忘れてましたが、昨日だか一昨日だかの話です。私が一日かけて3件ほどクライアントを回って帰ってくる道すがら。何気に足下を見てみるトゥ!左右の靴が違う!トゥが違う!トゥ!どっか、お店で間違った!?いや今日は一度も脱いでないはず!っていうか両方とも確かに僕の靴!っていうことは朝から一日この足だったのか!わぁっ!びっくりした!不思議だ、怪奇現象だ...

確かに今、玄関の電球切れてる..闇には魔物がいるってチャンキー兄さんが言ってた..怖っ!葛城に話すと「両方ジャストサイズだってことだよ」って慰めてくれた。さすが常にポジティブシンキングな人間だと思った。(終)



 
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